あらゆる塗装において、下地調整は重要なポイントを締めます。いかに高価で高性能の塗料を塗装しても、下地が悪いとその能力が半減してしまいます。
下塗りの目的は、次の3つ。
@ 素材に対する密着力の向上。
A 素材の吸い込みの均一化。
B 素材のアルカリによる劣化を防止。
それでは、 下塗りに使用されている「下地調整材」の種類について、みてみましょう。だいたい以下2種類のどちらかになります。
(1) シーラー |
「覆うもの」という意味のこの材料は、主に吸収性のある素材に使用します。 粘性のないサラサラした液体なので厚い膜にはならず、ひびを埋めたりする効果はほとんどありません。 |
(2) フィラー |
「目止め」という意味のこの材料は、弾性で、穴や細かいひび割れを埋めたり、表面を平にしたりする役目をします 。下地との密着力や下地をを固める効果はシーラーに劣るので、もともと塗ってあるものの塗り替えに使用します。下地と密着していない場合や、コンクリート・モルタル下地の露出面に塗る場合は、先にシーラーを塗ってから使用したりします。 |
下地の状態が非常に悪い場合は,シーラーの後にさらにフィラーを塗ることもあります。
どちらにもさまざまな種類があり、また、下地の種類や状態によって仕様が変わってきますので適切なものを選ぶことが大切です。 |